大人だけ発症すると思っていましたが、実は子供が円形脱毛症の25%を占めているそうです。
発症する年齢は小児だけではなく、15歳未満に多く、原因として挙げられるのはストレス。精神的なものから発症しやすいと言われています。
また、大人が正しい知識を持って治療していくことが大事です。
『子供の円形脱毛症』まずは心のケア
子供の場合は、学校や友達の視線など普通の生活を送ることも苦痛に感じてしまうことがあります。
時間が経過するにつれて自然治癒することもありますが、精神的に負担がかかりやすいので家族のサポートが重要になってきます。
早く精神的な苦痛を取り除き、前向きに治療すること。
精神的にも敏感になりやすい思春期に発症しやすい子供の円形脱毛症。
過度に過保護になりすぎるのも、逆効果になることもあります。
子供とうまく距離を保ちつつ、心のケアを、家族のサポートで支えてあげることが大事です。
そして、発症した原因の追求と今後の対策も家族で話し合うことも忘れないようにしましょう。
日本で発毛効果が認められているミノキシジル
厚生労働省から一般用医薬品における壮年性脱毛症の毛髪用剤として発毛効果が認められている成分「ミノキシジル」
一般用医薬品として国内で唯一発毛効果が認められている成分で、男女に発症する脱毛症の治療に使われています。
ミノキシジルは元々、血管拡張剤として使われていたので血行を良くする効果があります。
ミノキシジルの濃度により効果が異なる
日本で手に入るミノキシジル配合育毛剤リアップX5はミノキシジル5%で、1%よりも育毛効果が発揮されています。(大正製薬HPで確認出来ます https://brand.taisho.co.jp/riup/minoxidil/08-noudo/)
フォリックスFRはミノキシジル濃度が選べる
フォリックスFRは、番号がそのままミノキシジル濃度となります。
FR10 → 10%
FR15 → 15%
といった具合です。濃度が高ければその分副作用も大きくなるわけなので、まずはリアップと同じ5%から始められて少しずつ濃度を上げるようにした方がいいでしょう。
頭に直接塗布するタイプですので、内服するタイプよりも安心して使えます。